ヤンサンファミリー@東海

ニコ動画『山田玲司のヤングサンデー』を応援する、東海地方のファンによる番組公認グループです

凧揚げ部活動記録#3~初めての共同作業-偶然会った凧ガチ勢と大凧達~

4月7日(日)晴 東の風7m 記録員:イハタ


凧揚げ部3回目の部会を静岡県浜松市中田島砂丘で行いました。
東海にも砂丘があるんですねー。全然知りませんでした。

今回の参加者は5人です。
二台の車(男女一台ずつ)で相乗りして行きます。
私の車では男3人が乗り向かいます。
ヤンサンを流しながら。ワイワイ話しながら。
名古屋からでも意外と近いです。1時間半程度でしょうか。

砂丘に着くと、なんと目に前には砂丘が広がっています。
何を言っているのかと思うかもしれませんが、私が思っていた以上に砂丘だったのです。
浜松なめてた。

道路から階段を登ると、200mほど先に高さ20~30mで幅6~700mの丘がでーんとありました。
そこまでも幅40mほど砂漠の様な砂が道を作っています。
道を右に外れた所ではハッピを着た20人ほどの人達が2グループ集まっていました。
空を見上げると左の遥か上空に凧があります。
大凧です。3m四方ぐらいあるかな。上空何メートルなんだろう。
大凧ともなると糸ではありません。縄です。
かなりの重さになると思いますが、自重プラスそれをあげる大凧の浮力スゲェ。

女性陣は先に砂丘へ着いていました。
丘を越えて海へ。
丘ヤバイ。すごく足取られる。
一歩進んで半歩さがる。時には一歩進んで一歩半さがる。
なんだ?人生か?

丘を越えた先には息吹く地球がありました。
太平洋から吹き上げる風が頬を力強く撫でます。
久しぶりに地球と顔を合わせた気がしました。

波打ち際で太平洋をのぞみます。
この気持ちはなんだろう、覚えがある。
自然と記憶をさかのぼります。
太平洋からは青春がうちあがって、浜に吸い込まれるのだろうか。

そんなこんなで、凧揚げです。
結論から言うと、凧揚げムリでした。
風強すぎワロタ。
部長の凧ですら、制御不能で墜落です。
そりゃ無理ってもんよ。
リョウヤさんの手作り凧は一瞬で粉砕しました。

私は調子に乗って磯釣り用の竿とリールを持参したのですが、キツかった。
クジラが暴れる、力が強くて糸巻けない。
ただ一つ分かったことは、風の強さがそこそこなら釣竿でも凧揚げは出来る。

短時間で結構疲れたので、早々に帰ります。
静岡といえば、みんな大好き「さわやか」でハンバーグを食べて帰りましょう。


ここまでが前半


帰りに人生の丘を越えて歩いていると
「おねえさん、凧、揚げない?」と声が。
ハッピの人達です。
部長に言ったようでした。
「え~」とか言いながら、スッと声の方へ行く部長。なめらかな動作です。
元々、大凧のことが気になっていた様子。
ノリノリでハッピ着てました。

あれよあれよと部員達も巻き込まれます。
地元でお囃子をやっていた時以来の懐かしき田舎ノリです。
ここはまだ昭和から平成初期の風が吹いています。
途中で分かったのですが、凧を降ろす最中でした。
揚げてないじゃん。

ハッピを着た地元の人たちの中堅と若手がさせられていた作業を何故か凧揚げ部員だけで行う事態になりました。
体験っていうか、てい良く働かされてるだけでは?
皮のグローブをはめます。
みんなで文字通り、力を合わせての共同作業です。
何気に初めてですね。
話を聞くと、祭りの練習で凧を揚げていたそうです。
浜松まつり」という祭りだそうですよ。
話によれば、各町に凧があるそうで端午の節句に合わせて長男の誕生を祝う祭りだそうです。
子供が生まれた人が一人で揚げることもあるそうです。

200近くの町が大凧と持っていて揚げるのだそう。
へぇー。すごっ!多いな。
と話しを聞いてる最中も作業は進めています。

一番凧側で縄を引いているリョウヤさんは死にそうになっていました。
凧側が一番きついのです。
つみれさんはリタイアして、横に避難しています。
私もそこに行きたい。

リョウヤさんと交代して先頭になります。
依然、凧は遥か上空にあります。下がってきている気がしません。
私は凧の縄を下げることに集中し、みんなに縄を引っ張てもらいます。
無心、そして無言。もうちょっと掛け声があってもよかったかもしれませんが、我々は基本インドアなのです。
体力がつきかけてました。その後先頭を地元の若者と変わってもらい、凧を引き下げました。
最後の最後は、凧の糸が絡まないように中堅の人が作業していました。かっこよかったですよ。
さっきまで、あんなにお調子者な感じだったのに…田舎あるある。

記念撮影をして、乾杯です。ビールとお茶をもらいました。
酒ならあるそうです。色々と話をしてお暇しました。
祭りはやはり、地域のコミュニケーションツールとして必要なんだろーなー。

くたくたになり、靴の中の砂を出し、車でみんな大好きハンバーグの「さわやか」へ行きます。
部長はこの大凧との邂逅に運命を感じていたようでした。

さわやかで5人共、同じハンバーグ(200g)を頼みます。そして無言で食べます。
ハンバーグ美味しかった。ステーキの様な肉肉しさを損なうことはなく、それでいて油のしつこさは無い。
ただのハンバーグではない。これは、ステーキとハンバーグのいいとこ取りを見事に成し遂げたと言っていいだろう。

食べた後は、沈む夕日を見に砂丘に戻りました。
丘を登り海岸へ。
青春ふたたび。オレンジ色のグラデーションがついた空に、ちょっぴり冷たい風が吹いています。
この瞬間を捉えようと、みんなで写真を撮りまくっていました。
そして奇跡の様な一枚が撮れます。
アルバムジャケットの様な一枚。
リリース予定はありません笑
しみちゃん放送の大喜利に提供してもいいぐらい。

砂丘にライブペインティングをして、いい感じになって帰りました。
(ライブペインティングはそれほど大きなものではありませんし、砂丘に注意書きも無かったので大丈夫でしょう。)

 

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